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品質確保

jgrade

品質確保

Jグレード認定工場

鉄骨工場における性能評価

鉄骨で建てられた建築物の柱などは鉄骨工場で製作されています。同じ鉄骨の柱でも製作する工場によって品質は異なります。信頼できる品質を提供するために必要な技術力、管理能力を証明するものが鉄骨工場の「グレード」です。

グレード認定は、国土交通大臣に指定された指定性能評価機関 株式会社全国鉄骨評価機構 / JSAO(Japan Steel-fabrication Appraisal Organization)の性能評価を取得し、国土交通大臣の審査を経て認定工場になります。

性能評価規定における製作工場の要件
1.品質管理責任者が組織上明確に位置付けられている。
2.当該グレードの資格要件を満たす管理技術者及び溶接技能者等が適切に配罹されている。
3.製作工程上の品質管理箇所と各管理技術者等の役割・分担が明確である。
4.社内基準、製造設備及び検査設備の内容が当該グレードの必須条件を満足している。
5.工作基準及び検査基準等の通りに、実際の作業及び諸管理が実施されている。
6.品質管理が組織的且つ有効に機能している。
7.良好な品質の鉄骨製品を安定的且つ継続的に製作することができる。
8.適切な社内教育が実施されている。

「株式会社全国鉄骨評価機構」より引用

国土交通大臣 / Jグレード認定工場

生駒工業所では、より安全性の高い耐震性に優れた製品を提供するため、建築鉄骨の性能評価を満たすJグレードを取得した鉄工所です。材料・加工・組立ての品質管理から製品の検査、技術向上を目指した技能教育に至るまで徹底した品質確保に努めています。よりお客様の満足と信頼を得られる製品づくりに努め耐震性に優れた鉄骨製品を提供し、質の高い施工でお客様のご要望にお応えいたします。

Jグレードとは?

国土交通大臣に指定された指定性能評価機関JSAO。建築鉄骨の信頼向上に向けて公正な性能評価をおこなわれ生駒工業所は、性能評価基準を遵守しています。

Jグレード

建物規模:3階建て以下
延べ床面積500㎡以内 / 高さ13m以下 / 軒高10m以下
使用鋼材:400N級炭素鋼 板厚16mm以下

※ただし、開先加工を施さない通しダイヤフラム、ベースプレート及びノンダイヤフラム形式柱梁接合部の板厚は、400N級炭素鋼やTMCP鋼/75mm以下、SS400/50mm以下、490N級炭素鋼/50mm以下(TMCP鋼を除く)

作業条件:原則 下向き姿勢 / 溶接技能者の資格はSA-2F 又は A-2F
※溶接管理技術者: 溶接管理技術者2級又は鉄骨製作管理技術者2級あるいは管理の実務を資格取得後3年経験した2級建築士の資格を保有していること。

Jグレード

Jグレードが広告塔に最適な理由

グレード表だけを見れば、板厚が厚いMグレードやHグレードに比べてJグレードは見劣りするかもしれません。しかし、ビル等の建築物と違って屋上に設置される広告塔にビル同様の鉄骨は必要ありません。軽量な鉄骨で製作する広告塔はビルの負担が少なく済みます。Jグレードは広告塔に最も適したグレードといえます。

まとめ

グレードの認定期間は5年。繰り返し更新が必要となるため「性能評価規定における製作工場の要件」を常に維持していく必要があります。
生駒工業所は、これからも技術向上、鉄骨製作工場として信頼性を高め、お客さまに求められる以上の品質に応えていきます。
広告塔の製作は安心して生駒工業所にお任せください。