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安全対策

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安全対策

安全への思い

安全だから高精度・高品質

鉄骨工事は、重量がある鉄骨をクレーンで吊るし組み上げる作業になりますので、鉄骨の衝突や落下など大事故につながる危険性があります。また、鉄骨を組み上げるためには、高所での作業が必要であり落下事故なども懸念されます。現場では、しっかりとした安全対策を行った上で、作業員がコミュニケーションを取り合い、事故を未然に防ぎます。他にも、トラックへの資材積載時にはしっかり固定するなど。工事現場以外でも作業者全員が細心の注意を払っています。

「安全会議」を開催

生駒工業所では、定期的に「安全会議」をおこなっています。工事・作業だけではなく、設備や環境など日々変化する安全問題に取り組み、場合によっては改善し対応しています。

 

”溶接ヒューム”対策

鉄工所において溶接作業はかかせないもの。溶接した際、白い煙のようなものが発生します。一見すると水蒸気のようですが水ではなくその正体は、金属の粒子。吸い込むと排出されずにどんどん蓄積されていきます。 近年「溶接ヒューム」が労働者に神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがあることが明らかになりました。溶接ヒュームの被害を受けないために生駒工業所では、換気や防塵マスクを着用して溶接作業をおこなっています。また、半年毎のじん肺健康診断を受診し従業員の健康管理に努めています。

 

【じん肺】

■ じん肺とは
主として小さな土ぼこりや金属の粒などの無機物または鉱物性の粉じんの発生する環境で仕事をしている方が、その粉じんを長い年月にわたって多量に吸い込むことで肺の組織が線維化し硬くなって弾力性を失ってしまった病気をじん肺といいます。
■ じん肺の症状
じん肺の初期症状は息切れ・咳・痰が増えるなどですが進行すると肺の組織が壊され、呼吸困難を引き起こします。また、気管支炎・肺がん・気胸などの合併症にかかりやすくなるので注意が必要です。粉じん作業を行っているときは気づかなくても、じん肺の症状は数年から十数年かけてゆっくりと進行します。
■ じん肺の治療
一度じん肺にかかると粉じん作業をやめたあとも病気は進行します。じん肺そのものについては現在、治療の方法がありません。咳に対しては鎮咳剤、痰に対しては去痰剤、呼吸困難に対しては酸素療法など症状に応じた治療が中心となります。

いったんじん肺にかかるともとの正常な肺にはもどらず、粉じん作業をやめた後も病気は進行します。さらにじん肺を治す根本的な治療がないことを考えると、粉じんの発生源対策、局所排気装置等の適正な稼働、呼吸用保護具の適正な着用などにより粉じんへのばく露防止対策を徹底することが重要です。

参照:厚生労働省